全国に先駆けて建設された愛知県心身障害者コロニーは50年に亘って、福祉総合施設として役割を担ってきましたが、老朽化により新築工事がなされ、この度「愛知県医療療育総合センター」として生まれ変わりました。「医療、療育、研究の3部門から構成され、障害のある人たちの医療・研究の拠点施設として中央病院や研究施設で、専門的な医療の提供を行っていきます。
基本理念は障害のある人たちが、基本的人権を享有する個人としての尊厳にふさわしい生活を営むことが出来るよう、障害の特性に応じた高度で専門的な医療・療育、福祉サービスを提供します。あらゆる人たちと連携し、理解と協力を得ると共に、科学的な視点から医療・療育を探求し、障害のある人たちが地域で安心して生活できるよう、総合的に支援する拠点センターとしての役割を果たします。
大村知事、安藤センター長、伊藤市長はじめ我々地元の県議会議員、多くの皆様の参加で開所式が盛大に行われました。司会の方は以前、コロニーの春日台特別支援学校でPTA会長を務めてみえた方で、教育環境の改善を大村知事に直接要望した記憶があります。その働きかけが、瀬戸に新たに特別支援学校が開校されることにつながりました。
一つ一つの積み重ねが社会を動かす1歩になります。世代も障害も性別も関係なく、全ての人が生き生きと生活できることを願って、これからもサポートしていきたいと思います。今回はインターン生も特別に許可を頂き、参加させていただきました。良い経験になったと思います。